11月16日に、青梅市にあるこばやし接骨院にお邪魔し、定期合同勉強会を行ってきました。
今回のお題は足底板です。
中足骨より遠位の骨折や、リスフラン関節の捻挫などに用いる固定です。
この様なケガは、荷重した際に起こる関節や骨の動揺で強い痛みが出てしまいます。
その動揺を抑え、骨折していても歩行が可能になるような固定を行なってきました。
この固定には、以前にも紹介させて頂いた、プライトンという固定材料を使用しています。
熱で柔らかくなり、冷やすと固まる性質の固定材料で、患者様の足にピッタリ合うオーダーメイドの固定具を作ることができます。
ピッタリ合う固定であるため違和感が少なく、また、軽いために負担も少ないです。
ケガしたら直後から荷重ができるため、筋力の低下も少なくリハビリの期間も少なくなるという、非常にメリットの多い固定です。
お湯を使い素材を柔らかくするので肌を守るためにアンダーラップをします。
足は荷重した時に拡がるので、しっかりと圧を加えます。
プライトンが固まったら、包帯を巻き完成です。
足底板・包帯をするので靴を履くことは難しいですが、写真の様なサンダルを履くことで外での歩行も可能となります。