from 院長 中村 優樹
五ノ神接骨院より
冬になると、骨折をする方が多くなるようです。その要因の多くは、寒くなったことによって身体が動かしづらくなったり、地面が凍結してしまうことと言われています。しかし、骨が健康な状態であれば転倒しても骨折しないことも多いため、根本的な問題は骨粗鬆症になってしまっていることと考えることができます。そこで今日は、骨粗鬆症にならないために日常で行うことができる対策方法について見ていきましょう。
【骨粗鬆症にならないための対策方法】
1.バランスのよい食事
骨を作るカルシウムをしっかり摂ることによって、骨を強くすることができるということは多くの人に知られています。1日牛乳200mⅬ分をとることが推奨されているので、毎日の食事からしっかり摂る必要があるでしょう。しかし、カルシウム以外にも骨を強くするために必要な栄養素は多くあります。そのため、栄養バランスのとれた食事を選択する必要があるでしょう。
2.運動を行う
骨を強くするためには、食事と同じくらい運動が重要と言われています。そのため、普段から積極的に運動をしておくことによって骨折を防ぐことができるでしょう。その上、運動が日常になっていると、筋肉もしっかり動く状態となっているので、転倒する確率も減らすことができるかもしれません。
3.太陽の光を浴びる
骨を強くするためには、カルシウムの代謝を高めるビタミンDが体内にあることが必須となります。ビタミンDは食べ物から摂取することもできますが、太陽の光を浴びることによって身体の中で作り出すことができるようになっています。そのため、普段から太陽の光を浴びる時間を作ることによって、骨折しづらい状態を作ることができるでしょう。
いかがでしたか?冬の骨折を防ぐためには、折れない強い骨を作ることが重要となります。骨粗鬆症になってしまうと、骨がもろくなってしまうので、普段から注意しておくようにしましょう。