from 院長 中村 優樹
五ノ神接骨院より
冬にはさまざまなウイルスが蔓延しており、病気になったり体調不良になる方も多くいます。しかし、ただ普通に過ごしているだけでも、寒い冬には普段から体力を消耗していると言われています。そんな冬には、「冬型栄養失調」になる方が多くいるようです。冬型栄養失調になると、口内炎ができたり髪が抜けたりすることがあります。そこで今日は、冬型栄養失調になってしまう原因について詳しく見ていきましょう。
【冬型栄養失調が起きる原因】
1.寒さに対応するのに使ってしまう
冬は気温が低いので、体温が下がりやすい状態になってしまいます。そのため、身体は体温を維持するためにエネルギーを多く使います。そのことによって、普段と同じ程度の栄養をとっていたとしても、身体に必要となる栄養が不足している状態になってしまうようです。夏と比較すると、約10%も利用するエネルギー消費量が増えています。そのため、夏よりも多めに栄養素を摂取することが重要です。
2.血流が悪くなって栄養が届かない
冬は気温が下がるので、それによって血流も悪くなってしまいます。栄養素は血液に乗って全身に運ばれますが、血液の流れが悪くなると必要な量が届かなくなってしまいます。そのことにより、栄養が足りていない状態になってしまうようです。
3.運動量が減っている
冬になると寒くて運動をするのが面倒になってしまうという方も多いでしょう。そのため、運動量が減ってあまりおなかが空かなくなってしまいます。そのことにより、気づかないうちに栄養素が減ってしまうのです。普段から意識的に運動をして、食事量を増やすことが重要です。
いかがでしたか?寒い冬には、気づかないうちに多くのカロリーを消費しています。そのため、栄養失調になってしまうこともあるようです。普段よりも多くの栄養素を摂取して、健康的な身体を維持するようにしましょう。