from 院長 中村 優樹
五ノ神接骨院より
ダイコンどきの医者いらずということわざを知っていますか?ダイコンは昔から身体によいものとされており、冬には積極的に食べるものと言われています。そのため、ダイコンを食べることによってさまざまな効果が得られます。では今日は、ダイコンの効果について詳しく見ていきましょう。
【冬野菜のダイコンによって得られる効果】
1.イソチオシアネート
ダイコンの辛み成分であるイソチオシアネートは、優れた抗菌作用や血栓の予防効果があると言われています。イソチオシアネートは、ダイコンの細胞が破壊されることによって発生するため、切ったり大根おろしにすることによってより多くの効果が得られます。がんの抑制効果が期待できるので、積極的に食べた方がよいでしょう。
2.消化酵素
ダイコンには、でんぷんを分解するアミラーゼという消化酵素が含まれています。アミラーゼは、食べ物の消化を促進して胸やけや胃もたれを防ぐことができます。そのため、二日酔いの緩和にもおすすめなので、暴飲暴食をした時には食べておいた方がよいでしょう。
3.ビタミンC
ダイコンには、抗酸化作用が高いビタミンCが多く含まれています。抗酸化作用は、老化や免疫機能の低下を抑える効果があります。美肌を保つためにも重要な要素なので、女性にもおすすめです。特に冬は乾燥しやすく、肌荒れが起こりやすい状態なので、肌によい成分はとっておいた方がよいでしょう。
いかがでしたか?冬野菜であるダイコンは、冬にとっておきたい栄養素が豊富に含まれています。そのため、ダイコンに由来することわざまで登場しているのです。これだけ昔から愛されてきたダイコンは消化吸収をよくする効果もあるので健康にも役立ちますし、美肌に効果的な栄養素も含まれています。ダイコンはさまざまな調理方法で使うことができるので、ぜひ普段から食卓に積極的に並べることをおすすめします。