from 院長 中村 優樹
五ノ神接骨院より
春になると、新生活が始まる方も多くなります。環境だけではなく、気候も大きく変動する季節ですし、花粉症の原因となるスギ花粉も多く飛来することから、ストレスを抱える方が増えるようです。ストレスを感じるのは当たり前だから問題ないと考えている方もいるとは思いますが、実はストレスによって病気になってしまうこともあります。そこで今日は、ストレスによって引き起こされる症状について見ていきましょう。
【ストレスによって引き起こされる症状】
1.高血圧
ストレスがかかると、私たちの身体は自律神経のうちの交感神経が活発な状態となります。常にこの状態になってしまうと、うまく副交感神経に切り替えてリラックスすることができなくなってしまいます。そうすると、血管が締めあげられて血圧を上昇させてしまうのです。高血圧はさまざまな生活習慣病の原因となるので、注意しておいた方がよいでしょう。
2.血管の病気
先ほどもお伝えしたように、ストレスによって血圧が上がることによって、血管の負担が大きくなってしまいます。そのため、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞等の病気の発生の原因となってしまうことがあります。突然発症する病気ですし、命にも関わるので、ストレスには早めに対処しておいた方がよいでしょう。
3.うつ病
ストレスを溜め込んでいると、精神的なダメージによってうつ病を発症することもあるようです。うつ病になると、何もかもにやる気が起きなくなったり、普通に日常生活が送れなくなってしまうこともあります。
いかがでしたか?ストレスを日常生活で全く感じないという方はほとんどいません。そのため、別に何もしなくてもいいと感じている方もいるでしょう。しかし、ストレスによってさまざまな病気が引き起こされるリスクもあるため、できるだけストレスを抱えないようにしたり、早めに対処しておくことが重要でしょう。