from 院長 中村 優樹
五ノ神接骨院より
ゼラチンは動物や骨の皮から取り出されるもので、さまざまなお菓子に含まれている成分です。特にゼリーなどを固めるために使われることが多くなっています。コラーゲンをしっかりととると、美肌になったり関節によいという効果があると言われていますが、それ以外にもさまざまな効能が期待できると考えられています。そこで今日は、ゼラチンを食べることによって得られる効果について見ていきましょう。
【ゼラチンのさまざまな健康効果】
1.血管や内臓を美しくする
ゼラチンの大半は、コラーゲンと言われています。コラーゲンは身体の中に最も含まれているタンパク質なので、絶対に必要な成分です。そのため、しっかりとゼラチンを食べておくことによって、血管や内臓を強くすることができたり、損傷した部分を修復することが可能です。また、皮膚の保湿性を高めるのにも効果的なので、美容のために摂る方もいるようです。
2.血流をよくする
ゼラチンは、血液を増やして血流を高める効果があると言われています。そのため、女性特有の生理痛や産後の回復などにもよく効きます。昔の中国ではロバの皮を煮込んで抽出したものを生薬として使っており、楊貴妃も美容のために使っていたと言い伝えられています。
3.睡眠の質を上げる
ゼラチンに含まれているコラーゲンの中には、グリシンというアミノ酸が入っています。グリシンは睡眠の質を高めることができると言われているため、日々摂っておくことによってゆっくりと休んで身体の疲労をとることができるでしょう。
いかがでしたか?ゼラチンは、ゼリーなどのお菓子によく食べられている成分です。お菓子は身体に悪いと考える方もいますが、ゼラチンにはさまざまな効能があります。そのため、積極的に食べた方がよいでしょう。特にゼリーは夏バテで食欲がない時でも気軽に食べることができます。ぜひこの夏はゼラチンの含まれた食品を積極的に食べてみてはいかがでしょうか?