from 院長 中村 優樹
五ノ神接骨院より
気温が高くなってくると、「光化学スモックに要注意」というニュースを聞いたことがあるという方は多いでしょう。光化学スモックとは、自動車や工場から排出される窒素酸化物などの汚染物質が太陽の紫外線を受けて二次的な汚染物質を生成し、白いモヤがかかったような状態になることを指します。光化学スモックは身体にもさまざまな害を発生させると言われているので、きちんと対処しておくことが重要です。そこで今日は、光化学スモックの症状が起こるタイミングや症状についてご紹介していきます。
【光化学スモックがひどくなるタイミング】
1.日差しの強い日
光化学スモックは、直射日光によってその濃度が濃くなります。そのため、日差しが強い日には特に注意が必要です。曇りであっても日差しが強い時には発生する可能性があるので、しっかりとニュースをチェックしておくようにしましょう。
2.気温が25℃以上の日
気温が高いと、光化学スモックが発生する可能性は高くなってしまいます。最近は5~6月でも25℃を越える地域が多くなってきているので、この時期からしっかりと対策をとっておくことが大切です。
【光化学スモックの症状】
1.目の痛み
光化学スモックの影響を強く受けるのは、直接外気に触れる部分です。特に目は対策をすることが難しく、光化学スモックによって「目がチカチカする」「痛みがある」という症状が出やすくなっています。
2.咳
外気を吸う気管支にも異常が出てしまうことは多くあります。特に多い症状が咳です。喉の痛みが出たりすることもあるので、注意が必要です。また、ひどくなると呼吸困難になってしまうこともあるため、注意しておきましょう。
光化学スモックは6月頃から多く発生します。身体にもさまざまな影響を与えてしまうため、日頃からニュースをチェックして、濃度が高い時には注意しておくことが重要です。