from 院長 中村 優樹
五ノ神接骨院より
春になると、心身にさまざまな不調が出てくることがあります。その原因は、自律神経の乱れであることが多いです。季節の変わり目でもある春には寒暖差によって身体に変化が起きてしまうことがあるようです。その上、3月は環境が変化する方も多くいるので、そのストレスによって自律神経が乱れやすくなることもあるようです。そこで今日は、自律神経の乱れによって起こる症状について見ていきましょう。
【自律神経の乱れによって起こりやすい症状】
1.昼間の眠気
自律神経とは、昼間の活動中に働く交感神経と、寝ている時やリラックスしている時に働く副交感神経の2つがあり、そのバランスによって体調を整えています。しかし、春にはこの自律神経が乱れやすい状態になっているので、夜寝ている時にしっかりと疲労を回復することができなくなることがあります。そうすると、昼間に強い眠気を感じることもあるのです。
2.肩や腰が痛くなる
春に自律神経が乱れる方の中には、副交感神経がうまく働かずに交感神経がかなり優位になってしまうことがあります。そうすると、身体の緊張状態が長く続いて、筋肉が硬直しやすくなることがあります。それによって、肩こりや腰痛がひどくなってしまうのです。特にデスクワーク等で同じ姿勢が続く方は、症状がひどくなることがあります。
3.イライラや気分の落ち込み
自律神経の乱れによって引き起こされるのは、身体の不調だけではありません。バランスが乱れることによって、心に不調が起こって、イライラや気分の落ち込みが出てしまうことがあります。普段よりも不安が強くなる時には、自律神経が乱れていることが考えられます。
いかがでしたか?この時期に起こるさまざまな心身の不調は、季節や環境が変わることによる自律神経の乱れが原因かもしれません。そのため、上記のような症状が出た場合、生活を見直して身体を整えるようにしておきましょう。