膝の拘縮
2019.04.20更新
4/20に今回も青梅市にある、こばやし接骨院様にお邪魔して、羽村市 五ノ神接骨院と合同勉強会を行いました。
今回のお題は『膝関節の拘縮』です。
関節の変形等で膝が曲がらない・伸びないという症状を改善する手技を、スタッフ全員で勉強しました。
関節は加齢等で関節内の軟骨が磨耗したり、また関節周囲の滑膜というものが炎症を起こしたりすることで変形が進行します。
関節やその周囲に炎症が起こると、疼痛や腫脹、腫脹による動かし可動域制限が出現します。軟骨の磨耗が進行すると、更に関節炎が起こりやすくなり、膝の屈伸や歩行等の繰り返しにより疼痛が増していきます。
疼痛と可動域制限により関節を動かさなくなり、損傷されていない組織も拘縮していき、更に関節が動かなくなるという悪循環になります。
今回学んだ手技は、軽度・中等度の拘縮に対して、負担を少なく治療できる方法です。
手の置き方から体の持ち方、押し方・引き方等、1つ1つ念入りに確認し、筋肉の伸び縮み、関節の動きを捉えました。
骨の形態や筋肉の走行、関節の構造など、人それぞれ異なりますので、ペアを替えながら練習していきました。
手技後、関節の動かしやすさや歩行のしやすさを実感しました。
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