股関節痛施術の流れ
股関節痛
下記に当てはまる方は是非当院にご相談ください!
✅座る・立つ動作で股関節が痛む
✅長時間立っていると股関節が痛む
✅病院で変形性股関節症と診断を受けた
✅痛くて歩くのもつらい
✅病院で手術をした方がいいと言われた
股関節の構造と痛み
股関節は両脚のつけ根にある骨盤と大腿骨を連結する関節です。「寛骨臼(かんこつきゅう)」と「骨頭(こっとう)」で形成されています。
球関節とも呼ばれボールジョイントのような構造から他の関節にはない自在な動きが可能な関節です。体重を支え重心を保ちながら複雑な動きや姿勢を可能にするのが股関節の役割です。ゆえに股関節は腰や膝などと同様に常に大きな負荷がかかる関節でもあります。
年齢を重ねるごとに関節に負担がかかり、やがて関節が変形してしまいます。変形した関節は痛みを伴い、悪化すると日常生活に支障をきたすこともあるのです。
股関節痛の中でも最も多い症例が「変形性股関節症」です。
股関節の痛みはレントゲンだけではわからない
股関節痛においては「変形性股関節症」と診断を受けることが多いですが、実は股関節の痛みは関節からではなく筋肉から発生していることが多いのです。
多くの方がまず病院に行かれると思いますが、病院での診断はほぼレントゲンによる画像診断です。
画像診断で把握できるのは骨と関節の状態で筋肉の状態はわかりません。
ここで関節の状態(変形して関節の広さが狭くなっているかなど)と痛みの原因が一致すればよいですが、レントゲンで異常がなく痛みがある場合、根本の原因の特定に至らないケースがとても多いのです。
股関節の痛みの原因は筋肉にあり
先ほど述べたようにレントゲンの画像診断では筋肉の様子はわかりません。筋肉に原因があるのに見落とされてしまう理由はここにあります。
そして筋肉は触れたり動かしたりしないと状態がわからないのです。股関節痛の場合には、その複雑な構造ゆえに股関節の周りの筋肉にも負荷がかかっています。
股関節痛で痛みの原因となる主な筋肉は中殿筋(ちゅうでんきん)です。股関節の外側に付いている体重を支えるための筋肉であり、日常生活においても歩行時など使われることがとても多い筋肉でもあります。この筋肉に負担がかかり続けると、トリガーポイント(筋肉内にできるシコリ)が発生します。
このトリガーポイントが筋肉内に発生すると痛みやしびれなどさまざまな症状に変わるのです。その状態で違和感を放置していると慢性的な筋肉の痛みとなってしまうのです。
慢性的な股関節の痛みを引き起こす主な筋肉には内転筋もあります。股関節から太ももの内側についている筋肉です。
この内転筋も歩行を行うための重心を支える重要な筋肉のひとつです。この筋肉をしっかりケアしないと、やがてトリガーポイントを発生させ痛みやしびれなどの症状を引き起こします。
画像診断のみに依存してしまうと本当の原因を見落としてしまう可能性は高いです。特に筋肉には画像に映らないことから股関節痛の根本原因の発見が遅くなることがあります。(結果痛みを慢性化させてしまうことにもなるのです)
五ノ神接骨院の股関節痛の治療法
当院では、カウンセリングや触診、徒手検査などを用いて痛みの原因を正しく突き止めることから始めます。
触れてみて、動かしてみて、しっかりと原因を突き止めた上で施術を行います。
その理由は、どれだけ高い技術で施術を行っても、原因を正しく突き止めていないと効果が出ないためです。
初来院時に約20分の時間をかけてカウンセリングや検査を行うのもその理由からです。
股関節の慢性的な痛みは、骨や関節に原因があるのではなく、筋肉のトリガーポイントに起因することも多いです。
股関節痛が筋肉(トリガーポイント)からと特定できた場合は、その筋肉の緊張を緩ませるため、手技での施術を行いながら、トリガーポイントを解消します。
股関節痛の原因の筋肉はどれも大きな筋肉です。手技施術だけでは筋肉の深いところに刺激が入らないため、トリガーポイントが筋肉の奥深くに存在する場合はハイボルト治療(痛みなく筋肉深部まで電気刺激をする施術)や鍼治療を用いて、筋肉の奥深くのトリガーポイントを取り除き根本改善を目指します。
病院の治療や湿布などでも症状が改善しない方、股関節の痛みで歩くことがつらい方はお気軽にご相談ください。