仙腸関節症施術の流れ
仙腸関節症
下記に当てはまる方は是非当院にご相談ください!
✅仰向けの状態で寝ると痛む
✅おしりや太もも、ふくらはぎ、股関節に痛みと違和感がある
✅座る、立ち上がるときの動作がツライ
✅痛いほうを下にして横になれない
✅出産後に腰の下部からおしりにかけて痛みを感じるようになった
✅レントゲンやMRI撮ったが原因が分からない
仙腸関節とは
通常、骨盤は骨の名前として捉えられがちですが、正確には上半身と下半身をつなぐ部分である左右の寛骨(腸骨、恥骨、坐骨が結合したもの)と仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)が組み合わさったものを総称して骨盤と呼びます。
仙腸関節は仙骨と腸骨が結合している部分であるため「仙腸関節」と呼ばれています。
骨盤の役割
骨盤は「上半身と下半身をつなぎ身体を支える基盤」の役割と、「内臓を保護する」役割の2つがあります。
特に仙骨と腸骨が構成する後ろ側は身体の重さを支え、歩行や走行した時の衝撃を吸収する役割を果たしています。仙腸関節周辺は強固な靭帯で補強されており、大殿筋や梨状筋、中殿筋、小殿筋などの筋肉も安定性をサポートしています。
仙腸関節の症状・原因
仙腸関節症の症状の特徴は”片側の腰やお尻が痛む”ことです。
痛みは仙腸関節の周囲だけでなく、お尻や足の付け根、下肢にも及ぶ場合があります。
具体的な症状として、
・仰向けで寝ると痛む
・長時間椅子に座れない
・痛い側を下にした横向きの姿勢が取れない
・歩き始めは痛むが徐々に楽になる
などの症状が挙げられます。
仙腸関節症の一般的な原因は、中腰での作業やスポーツ等の負担のかかる動作の繰り返しにより、仙腸関節に負荷がかかり炎症が起こることと考えられています。
また、妊婦や産後の女性は体重増加やホルモンバランスの変化などの影響で仙腸関節や周囲の靭帯がゆるみやすくなり痛みが発症したり、高齢者には運動量減少による体幹・筋力低下が原因で発症しやすくなります。
仙腸関節症の本当の原因
一般的には仙腸関節における痛みの原因は炎症だとされていますが、実際は筋肉に生じるトリガーポイント(筋肉のしこり)が原因で痛みを発症します。
骨盤周りの筋肉は日常生活における負担の蓄積により緊張状態となり、柔軟性を失いやすくなります。柔軟性が低下すると血流が滞るようになり、酸素が上手く行き届かないことで筋肉内に固まりが発生します。この固まりをトリガーポイントと呼びます。
トリガーポイントはそのものが痛みを発症している場合と、”しこり”とは離れた場所で痛みを発生させている場合(関連痛)の2種類が存在します。
関連痛の場合、痛みの箇所と痛みを引き起こしている原因筋肉の場所は異なっているため、診断を誤ってしまうことがしばしばあります。病院に行っても改善しない場合は、トリガーポイントの関連痛が疑われます。
仙腸関節症に効果的なストレッチ
仙腸関節症の原因となる骨盤周りの筋肉をほぐすストレッチをご紹介します。
①梨状筋のストレッチ
・ 椅子に座って背筋を伸ばし、左足のくるぶしを右足の上に乗せます。
・ そのままゆっくりと上半身を前に倒し、お尻が伸びて気持ちいいと感じるところで20秒ほどキープします。
・ 反対側も同じように20秒間行いましょう。
②腸腰筋のストレッチ
・ 左膝を床につけて片足立ちの姿勢をとります。
・ 右足に体重がかかるように骨盤をゆっくりと前に移動させていきます。
・ 左足の太ももの前側と股関節の前側が気持ちよく伸びているところでキープします。
これを両足 20秒×3回繰り返してください。
③ふくらはぎのストレッチ
・ 椅子に浅めに腰かけて、背筋を伸ばします。
・ 右足を前に出し、膝を伸ばします。
息を吐きながらゆっくりと上半身を前に傾けていきます。このとき、腰を丸めず、上半身を伸ばしたまま前に傾けるように注意してください。
・ 気持ちよく伸びているところで止めて20秒間キープします。
五ノ神接骨院での仙腸関節症の治療
当院では痛みの本質であるトリガーポイントを手技治療で緩和し、症状の改善を促します。ボキボキしないやさしい力で筋肉をほぐしていく施術方法ですので、年配の方や妊娠中の方でも安心して受診していただけます。
お客様のお悩みを根本から改善していきます。
また五ノ神接骨院では365日LINE予約を受け付けております。
お身体の不調でお悩みの方は、ぜひ五ノ神接骨院にご相談ください。